Jr.担になる

中学生の時に、ごくせんを見て赤西くんに出会い、そこからこれまでずっとジャニヲタをやっている。 もういい歳だから辞めよう辞めようと思いつつも、なかなかジャニヲタは辞められない。 これはもう病気だと思っている。

だって、素敵な子がどんどん出てくるんだもん。すごいよジャニーさん。

赤西相葉手越 SixTONESと担降りしたり掛け持ちしたりしながら、今スト担に落ち着いている。

今でも赤西くん以上のパフォーマンスができるジャニーズはいないと思っているほど、赤西くんが大好きで私の中の永遠のトップアイドルだった。

その赤西くんの留学から退所までを見てきて、テレビに映る赤西くんの心がKAT-TUNからだんだん離れて行くのを目の当たりにして、私は悲しくて悲しくてしょうがなくて、ジャニヲタなんて辞めようと思った。 アイドルをしてる赤西くんが好きだったけど、本人がやりたいことはもっと別のとこにあった。 なんとなくわかってはいたけど、何年も経った今でもやっぱり寂しい気持ちは消えない。

手越担だった頃のNEWSでも相次ぐメンバーの脱退を経験した。

私は6人時代が1番好きだったから、山P亮ちゃんの脱退のときは毎日泣き明かしていたと思う。 今となっては2人は脱退して正解だったと思うし、脱退したくなった気持ちも、『尊敬できない』っていう言葉の意味もなんとなくわかる。

2人が脱退する1ヶ月前の何かのドル誌で亮ちゃんが『俺もNEWSのメンバーやで。』と言っていた。 その頃にはもうNEWSの活動で笑顔を見せることがほとんどなくなっていた亮ちゃんのその言葉が、とても嬉しかったのを覚えている。 でも、その1ヶ月後には彼はもうNEWSのメンバーではなくなっていた。

脱退する側の担当と、残された側の担当、両方を経験して、「永遠なんてない」ということを学んだ。

常に『明日自担はここにいないかもしれない』『このメンバーでコンサートをやるのはこれが最後かもしれない』と考えるようになった。

特にNEWS担をやってたときは、ちょっとのことで不安になって、「また脱退者が出るんじゃないか」「今度こそ解散じゃないか」と何かあるたびに不安になってビクビクしていた。 いつも心配ばかりしすぎて、あまり幸せな時間が少なかったようにすら感じる。

だから、Jr.担を名乗るのがどうしても怖かった。

グループがあったとしても、デビュー組よりも立場が保証されているわけではなく、いつのまにか名前を見なくなり、気がついたらSNSで退所を知るというようなJr.をたくさん見てきた。 脱退とか退所とかもう二度とあんな苦しい気持ちは味わいたくないと思っていた。 それなのに バカレア組の、SixTONESの沼にまんまと落ちて、今スト担を名乗っている。

このまま SixTONESがデビュー出来ずに、メンバーの誰かの心が折れて脱退してしまったらどうしようとか、やっぱり不安にはなるけれど…

どうしたらデビューできるんだろうとか、 SixTONESのために何ができるだろうとか(私にできることなんて何もないんだけど)、考えていられる時間が最高に幸せだから。 6人が信頼し合って、いつも笑い合ってくれているから。 不安以上に希望や期待の方がいっぱいいっぱいあるから、Jr.担になる決心がついたと思う。

デビューっていう目標に向かって頑張れるっていうのは、デビュー組担にはないJr.担の楽しさだなーって最近思うんです。

私はスト担だから、 SixTONESなんでデビューできないの?とか早くデビューすべき!とか思うけど、他のJr.担の人達も自担のことをそう思ってると思う。 みんなどうしても贔屓目でしか見れないし、自担が1番だから。

だから、実際のところ誰が1番デビューに近いのかなんてこっちがいくら考えてもわかんない。

でも、そうやって盲目って言われてもいいから『うちの子が1番!』って思って応援できる時間がとても幸せ。

みんなの自担がデビューできればいいのにね。

なんかなに言ってるのかよくわかんなくなってきたけど、とにかく今スト担やってて幸せだよって話です。笑。 君たちが最後の“自担”でありますように。